MOCHI the BEST
10月31日(土)19:00〜の公演に行ってきました。
場所は、みなとみらい。
とっても素敵な会場でした!
音響も、LEDディスプレイも最高。
望月ゆうさくさんのパフォーマンスの良さを最大限引き出してくれる会場だったのではと思います。
会場には、これまでの宝物(外国のサーカスや本番のキャスト証?など)、そして私も見てみたかった卒業論文も飾ってありました。
今回はクラウドファンディングでチケットを購入したのですが、その達成率も200%を超えていて、いや、すごいな。すごいですよね。
そのクラファンで購入した人は、通常より15分早く会場に入ることができました。
たまたま真ん中が空いていたので、どセンターで観ることができました。
うおおおおおおおおおおおおお(叫)
本番は、盛り沢山のステージ。
本当に
本当に
盛り沢山のステージ!!!
単独公演が始まって思ったんだけど
「単独公演って、マジで一人でやるんだよな」
ってこと(笑)
今回は、タップダンサーの米澤一平さん、音楽の竹本仁さんも一緒に出演されていて、3人で素晴らしいステージを作り上げていらっしゃったんですが、やはり、運営、演出、動画制作、音響、照明、フライヤーデザイン…上げたらきりがないんですけど、全部、ゆうさくさんがやったんだな(もちろんご本人もおっしゃっていたように様々な方の協力があってこそだと思います)、と思いました。
尚且つ、約1時間半のステージ。常に自分のパフォーマンスを最大限のパワーとエネルギーで出し切っている姿を見たら、「あ、本当に一人でこのステージつくったんだな」と、感動しました。普通に、それだけでちょっと涙が出たよ。
実は、ゆうさくさんは地元の先輩であり、昔から存じ上げています。
私が中学生のとき。毎年地域の夏祭りでは、私の所属していた吹奏楽部の演奏と、ゆうさくさんのやっていたマックというパフォーマンスチームのステージは、大体近い順番で本番をしていました。
吹奏楽の準備や演奏をしながら、横目で先輩たちのリハを見ていました。
(マックの本番は、大体楽器の片付けで見られなかった気がする)
その頃から、ただ技を見せるんじゃなくて、音楽をかけたり、喋りながらパフォーマンスをしていて、チームで「楽しい」を届けていました。
そんなゆうさくさんが、お互い30歳を超えた今、単独公演をしている。それを観ることができた。ずいぶん昔のような、あっという間のような。あの頃から、きっと変わらない心も持ち続けていて、「楽しい」をつくる人だなと思いました。
今回の公演では、ディスプレイを生かしたパフォーマンスに、芸術とは何かを考えさせられる演目、Blue Bounce、新作に新兵器…などなど多くの作品を観ることができました。
特に私は、昔から「Blue Bounce」という作品が好きで。仁さんの音楽も、ゆうさくさんの影も光も好き。
この日は赤いディアボロが多い印象でしたが、この演目で青いディアボロがでてきただけで、私のBlue Bounceスイッチが入った気がします。笑
なかなか影が出しにくい会場だったと思うのですが、角度によってきちんと影も見えて、でもそれ以上に、この作品の前までガンガンに使用されていたディスプレイに映像を映さず暗闇になり、青いディアボロが跳ねたり回ったりする演出が素敵で、これまでとはまた違う新しいBlue Bounceができたのでは…と思いました。よりこの作品が好きになった…。
そして、一平さん、仁さんとのコラボも本当に最高だった。
一平さんのタップを聞くのは、零点振動の配信等だけで、生で聞くのは初めてだったのですが、音が綺麗。言葉より言葉。いろんな音がした。いろんなリズムで喋ってた。ほんっとうに楽しかった!(そして、そうちゃんと聞こえる音響の調整もすんばらしい。)
そして、仁さん。PCなどなど機材があり、生でミックス(っていうの?)したり演奏されたり…めちゃくちゃかっこよかったし興味深かった。仁さんの音楽のファンでもあるので、かなり高まりました。ダンスも、よかったです(笑)
そしてそして、コロナをきっかけにできた新作。これが、パフォーマンス、音楽共にすごく良かった。多分、Blue Bounceと同じくらい好きな作品になりました。
ゆうさくさんが言っていた「コロナのいろいろをぺって吐き出したような音楽」を「いいよ」と言って創ってくださった仁さん。いろんな何かが音となって、パフォーマンスと共存している。
「私たちは生きている」
(↑若干、文が違っていたらごめんなさい)、強い強いメッセージでした。
コロナをきっかけに、会える人が限られた。
できることが限られた。
行ける場所が限られた。
生きることが限られた。と、私は思った。
(私は、生きるの、結構辛かったよ。)
自粛が続く中、この公演に行ける自分を想像もしていなかった。
まだまだ、自粛や予防、気をつけることはたくさんあるんだけど、工夫をすることでこうやって生の公演を観ることができている。皮肉ではあるけど、制限された中で生まれた作品も数多くある。今回もそう。
私たちは、生きている。紛れもなく、生きている。
会えない、触れらない、見られない、喋れない。
できないが増えていくことで、より感度が上がっている感覚がある。
あの日、生の公演を見て、エネルギーを感じることで、私の細胞は喜んでいた、と思う。
せっかくなので、少し恥ずかしいですが、最後に、私の思う「望月ゆうさく」をツイートしたものを載せておきます。
https://twitter.com/e_sunflower11/status/1322346698056720384?s=20
この作品を提げて、世界へ行って欲しい。
彼ならできるし、そうして欲しい。
多くの人に出会うことでエネルギーをもらい、それを還元できる人だから。
より、たくさんの人の前でパフォーマンスしまくって欲しい。
そして、大変だなと思うときには、今回の公演を思い出して欲しい。
日本には、応援する人も支えてくれる人もいる。
(言い方が偉そうになってしまったらごめんなさい)
さらなる活躍と、もちパワーに期待です!
とても楽しい公演でした!
ありがとうございました。